不動産一括査定やってみた
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、不動産を売却したり、不動産を活用したりといったことを真剣に考え出したという方も多いのではないでしょうか?そういったときに役立ってくれるのが、不動産一括査定サイトです。ただ、使ったことのない方にとって不動産一括査定サイトの利用というのはハードルが高いと思います。そこで今回は実際に私が不動産一括査定サイトを利用して不動産一括査定をやってみました。
まずは必要な情報を入力
不動産一括査定サイトと一口に言ってもいろいろなものがあります。その中から提携している不動産会社の多さや得意としている不動産の種別などいろいろな角度から吟味してひとつの不動産一括査定サイトを選びます。不動産一括査定サイトはそれぞれに特徴がありますので、マンションならマンションに強いところといった感じで選ぶといいと思います。
不動産一括査定サイトを選んだら、不動産一括査定の申し込みのために必要な情報を入力していきます。入力フォームは不動産一括査定サイトによって多少の違いはあるかと思いますが、入力する情報はどこもだいたい同じでしょう。基本的には画面の指示通りに入力を進めていけばOKです。
机上査定がいいのか、訪問査定がいいのか、連絡に関して電話はNGなのかなど詳しいこともしっかりと入力していきましょう。選択肢がない場合でも備考欄があればそういったところに要望をバンバン書いていきましょう。ちなみに、今回は机上査定のみで電話連絡NGにしました。
あとは不動産会社からの連絡を待つだけ
必要な情報を入力して、自分の要望を盛り込んだらあとは不動産一括査定の申し込みボタンをクリックして、不動産会社からの連絡を待つだけです。今回はたまたまタイミングがよかったのか、申し込みをした次の日には査定結果を知ることができました。
今回はあくまでも机上査定のみで不動産をどうこうする予定はなかったのですが、基本的に不動産一括査定サイトでは不動産会社が不動産一括査定サイト側にお金を払っています。不動産を売却するつもりや活用するつもりのない人間が不動産一括査定サイトを利用するのは、本来であれば好ましいことではありません。不動産一括査定の申し込みが入った時点で不動産会社は不動産一括査定サイトにお金を払うことになりますので、冷やかしは絶対にNGです。
不動産会社の印象は三者三様
今回の不動産一括査定では3社の不動産会社がヒットしたのですが、この3社に関しては本当に三者三様でした。3社をそれぞれA社、B社、C社としてどのような対応だったのかを詳しくお話していきましょう。
A社なのですが、驚くべきことに連絡がありませんでした。不動産一括査定サイトからの不動産一括査定の申し込みで不動産会社がまったく反応してこないというのは、正直なところ、予想外でした。たまたま忙しくて手が回らなかったのか、それともメールの通知が迷惑メールフォルダに振り分けられてしまったのかその真相はわかりませんが、しばらく待ってもA社から連絡が来ることはありませんでした。
B社に関しては、すぐに査定金額をメールで知らせてくれました。査定金額を知らせてくれる前に簡単な挨拶メールのようなものもありましたが、メールがしつこく来るようなこともなく、一番感じがよかったです。やはり不動産を売却するかどうかについては聞かれましたが、「思っていたよりも査定金額が低かったため見送る」といった返事をするとすんなりと引いてくれました。
C社なのですが、これが大問題でした。電話NGとしているのに電話をバンバンかけてきて、着信履歴がすさまじいことになっていました。メールを送っても電話をかけてくるので渋々電話に出たのですが、電話越しの対応もまぁひどいものでした。机上査定のみということで申し込みをしているのに「訪問査定をさせろ」としつこく、いわゆる任侠ものに出てくるような巻き舌の話し方で不愉快な上にとても怖い思いをしました。このC社に関しては、不動産一括査定サイトのほうに報告を入れ、不動産一括査定サイトのほうで対応してくれるとのことでした。不動産一括査定サイトのほうに報告を入れてからは、C社から連絡が来ることもありませんでした。
もちろん、ここまで明確な差が出るということはそうそうないと思いますが、不動産一括査定サイトを利用すると簡単に不動産会社の比較もできるようになります。大切な不動産を任せる不動産会社になりますので、査定金額だけではなく、不動産会社としてどうなのかという部分までしっかりと確認しておくようにしましょう。不動産一括査定というのは無料で利用できるわりには、思っている以上に得るものが多いです。